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サニースタッフブログ

Kintoneアプリを使用した業務改善事例

2025-01-31
生産管理課のTです。
暦の上では大寒を迎え、春の訪れが待ち遠しい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今回のブログでは、Kintoneアプリを活用した業務改善の事例をご紹介します。
これまで工場で使用する消耗品などの発注業務は、Accessで作成した専用ソフトを使用し、各部署からの発注依頼を生産管理課で一括して処理していました。具体的には、注文書の登録・発行・承認・発注までを生産管理課が全て担っており、月に約100件前後の注文依頼を対応していました。

しかし、発注依頼の方法は口頭やLINE WORKSなど多岐にわたり、特に口頭での依頼の場合、注文漏れが発生することが課題でした。この問題を解決すべく、発注業務の効率化に取り組むことにしました。
改善のポイントは、注文書の登録・発行・承認の業務を主管部署に移管し、各部署が在庫や金額を適正に把握・管理できる体制を整えたことです。この改善を通じて、生産管理課は、承認済みの注文書を各メーカーに発注する業務に専念できるようになりました。

さらに、負担を軽減して業務をより効率化するため、Kintoneを活用して「消耗品発注アプリ」を開発しました。このアプリによって、以前の課題であった「承認依頼」プロセスを大幅に改善することができました。

従来は、注文書を紙で発行し、上長に承認印をもらいに行く必要がありましたが、アプリ化により注文書を登録後、ボタンひとつで「承認依頼」を送信できるようになりました。これにより、パソコンの前から離れることなく作業を完結させることが可能です。また、ステータス管理機能を活用することで、承認依頼漏れや発注漏れも解消されました。
今回ブログで紹介した事例以外にも、社内ではKintoneを活用したさまざまな業務改善が進められています。Kintoneでの業務改善を通じて、「ITツールを活用すればこんなこともできる」という新たな発見や可能性を実感しています。今後はKintoneに限らず、より幅広い手段を模索しながら、さらなる業務改善を目指してまいります。
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