サニースタッフブログ
ラベル製造の更なる付加価値創造
2025-07-30
製造開発部 技術開発課のFです。
技術開発課では、製品開発に必要な簡易治具を内製化するため、アクリル樹脂を用いた治具を3D切削機で加工しています。これにより、外注コストの削減や試作期間の短縮を実現していますが、加工中にいくつかの課題も見えてきました。
技術開発課では、製品開発に必要な簡易治具を内製化するため、アクリル樹脂を用いた治具を3D切削機で加工しています。これにより、外注コストの削減や試作期間の短縮を実現していますが、加工中にいくつかの課題も見えてきました。

たとえば、治具のサイズに対して固定用両面テープの面積が小さかったり、粘着力(固定力)が適していないと、加工中に材料がわずかに動いてしまい、寸法が大きく外れることがありました。上記の画像は、固定用両面テープの面積が小さかったため、切削中に材料が浮き上がり、刃物(ツール)に引っ掛かって機械が過負荷となり、停止してしまった状態です ><

また、刃物の送り速度が速すぎると、アクリル樹脂が切削熱で溶けてしまい、バリや白化が生じ、見た目や寸法精度に悪影響が出ました。上記の画像は、アクリル樹脂が切削熱で溶け、それが刃物にこびり付いた状態で切削を続けたため、最終的に刃物が折れてしまった様子です ><
こうした失敗を踏まえ、材料に合わせた適正な切削条件をデータとして蓄積し、作業手順書に反映することで再現性を高めています。
今後もこれらのノウハウを活かし、より複雑な形状の治具や、透明度を維持した意匠部品の加工にも挑戦する予定です。これにより社内の開発スピードをさらに向上させ、柔軟な製品改良や提案力の強化につなげていきます。今後も失敗を糧に、ものづくりに貢献できる技術力を磨いていきたいと考えています。

イベント用ラベルスタンプ治具 画像①

イベント用ラベルスタンプ治具 画像②
上記画像は、地元の都城市が主催する学生向け就職支援「みやこんJOBフェスタ」に当社も毎年出展しており、そのイベント用のラベルスタンプ治具です。
https://miyakonjob.com/topics/jobfesta2025/#topics
https://miyakonjob.com/topics/jobfesta2025/#topics
最後に、当社ではシール・ラベル製造を主力としていますが、新たな取組みとして「貼りコミ・ソリューション」サービスを開始しました。ユーザー様におけるラベルの使用、貼付け方法などを確認の上、治具や設備等含めた効率改善のご提案をさせていただいています。当社の設計開発および生産技術部隊が、シール・ラベルの設計はもちろん、設備等の提案、開発まで、「貼りもコミ(込み)」のワンストップでお客様をサポートいたします。ラベル周辺のお悩みやお困りごとがありましたら、お気軽にご連絡下さい。

