九州、宮崎の高品質なシール・ラベル印刷製造、液晶関連部材や光学関連パーツの精密抜加工、高精度スリット加工メーカー

入社して7か月が経ちます。 もともとは京都のメーカーに勤めていましたが、定年を機に「実家の農業を継ぎたい」と考え、地元にUターンしました。実家は小規模な黒毛和牛の繁殖農家です。牛のお世話をしていると、生まれたばかりの子牛にもそれぞれ小さな個性があることに気づき、日に日に愛着増していきます。

ただ、農業専業だけでやっていくのは難しく、農業を続けながら働ける職場を探していましたが、なかなか条件に合う仕事が見つかりませんでした。そんなとき、市役所の移住支援で就職相談を受けられることを知り、相談したところ、当社をご紹介いただきました。面接を重ねる中で「農業をしながら働く」という私の希望に理解をいただけたこと、また前職での経験を活かせるのではないかと感じられたことが入社の決め手になりました。

前職とは扱う製品が大きく異なるため、わからないことだらけで毎日質問攻めの状態です。それでも皆さん忙しい中、時間を割いて丁寧に教えてくださり、とてもありがたく感じています。少しずつ任される仕事も増えてきて、試行錯誤しながら取り組んでいますが、思ったようにできたときには大きな達成感があります。

一方で農業も、まだまだ分からないことが多く、日々トラブルの連続です。それでも農作業を終えて見上げる霧島の夕暮れは、どんな疲れも癒してくれるご褒美のような景色です。そして時には、作業の合間に出会う自然が元気をくれます。ひまわり畑に架かる虹を見つけたときは、思わず足を止めて眺めてしまいました。 現在は農繁期で慌ただしい毎日ですが、都城の自然や人情に支えられ、充実した日々を送っています。

これからも仕事と農業の両立を続けながら、会社に少しずつ貢献できるよう成長していきたいです。

「牛の世話と田畑仕事で、休日より平日の方が休めてます」