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サニースタッフブログ

『剥離試験』のご紹介

2020-11-05
初めまして。サニー・シーリング開発スタッフのAです。
この度、公式ブログを通して皆さまに、当社の様々な情報を発信させていただくこととなりました。どうぞよろしくお願いいたします。
 
第1回目は、『剥離試験』についてご紹介します。
皆さまは、剥離試験という言葉を聞かれたことがありますでしょうか?
 
剥離試験とは、その名の通り各種ラベルなどの粘着製品の「剥離力(粘着力)」を測定する試験です。私が所属する開発係では、開発品の仕上がり確認のためにこの剥離試験を行っております。
剥離試験機には、90°剥離試験機と180°剥離試験機があります。この試験方法は、日本工業規格 JIS Z0237:2009(粘着テープ・粘着シート試験方法)に定められた、「90度剥離試験法」と「180度剥離試験法」に準拠しています。当社では、主に180°剥離試験を採用していますが、この2つの試験方式には下記のような特徴があります。
 
90°剥離試験
(長所)基材の影響が小さく粘着剤のみの評価を行いやすい/(短所)試験用の治具が若干複雑になる。
180°剥離試験
(長所)試験用の治具が比較的簡易。90°と比較して、粘着テープのたるみなどによる試験結果への影響が少ない/(短所)フィルム基材の厚さや弾性率の影響を受けやすい
 
実際、180°剥離試験機で粘着力が弱いラベルを測定しようとすると、安定した結果が得られません。そのため、弊社では粘着力が弱いラベルに関しては、90°剥離試験機を使用するという使い分けをしております。
ステンレス板に製品を貼り付け、一定の速度で90° or 180°方向に剥がした時に要した力を測定します。数値が大きいほど粘着力が強く、剥がすことが難しくなり、数値が小さいほど簡単に剥がすことが可能になります。
また、貼り付けから時間が経てば経つほど粘着力が強くなります。
 
このように、弊社では製品の品質管理のため、私たち開発係による剥離力の測定や、品質保証部による検証など、製品や材料に関する各種数値管理を徹底しています。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。
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