サニースタッフブログ
私のリフレッシュ休暇 -PTAの県大会に参加して-
2024-11-20
はじめまして、営業支援課のKです。今回は私のリフレッシュ休暇についてご紹介いたします。今年はリフレッシュ休暇を利用して、普段なかなか参加できていなかった娘の高校のPTA大会に参加してきました。延岡で開催された県北地区の大会への参加。この経験が予想以上に私の心を揺さぶり、考え方に変化をもたらすものとなりました。
PTA大会の概要
PTA大会では、県内の37の県立高校のPTAが集合し、全体会・分科会で講演を聞いたり、研修を行なったりします。会場内では、参加校の生徒さんによる生産品の販売、夜には教育懇談会が開催され、各高校との親睦を図ることが出来ます。今年の大会は「野口遵記念館」で大会が開催されました。
野口遵記念館の感動体験
延岡といえば、旭化成株式会社を思い浮かべる方も多いでしょうが、その旭化成を創設したのが、野口 遵(のぐち したがう)氏です。野口遵記念館は、彼の功績を振り返る場所。日本の化学工業の発展に大きく貢献し、延岡の発展にも寄与した彼の人生を、記念館内でじっくり学ぶことが出来ました。記念館内にはギャラリーが設置されており、野口遵翁の人物像を中心に、延岡にて事業展開することになった経緯や、延岡が工業都市として発展していく黎明期の姿を映像やアニメーションを通して知りました。野口遵翁という人物だけでなく、延岡市の歴史を深く知ることができて、大変貴重な学びとなりました。
講演から学んだ「命と防災」
1日目の全体会では「食育と防災が生み出すもの」というテーマの公演が行われました。講師は、東日本大震災や熊本地震などで50回以上被災地ボランティアに参加された方。その経験を通じて語られた災害の現実は、私が知っているものとはまったく違っていました。報道で目にする部分はほんの一部であり、実際には想像以上に過酷な状況が続いているということを痛感しました。炊き出しや避難所の現状を直接聞くことで、私たちの普段の生活がどれほど恵まれているかを改めて深く感じました。
夜は会場を変え、37の県立高校合同での懇親会に参加しました。普段はなかなか話す機会のない他のPTA役員の方々や先生方と交流が出来ただけでなく、地元の鮎の塩焼きや延岡の地酒を堪能することができて、非常に有意義な一日となりました。
夜は会場を変え、37の県立高校合同での懇親会に参加しました。普段はなかなか話す機会のない他のPTA役員の方々や先生方と交流が出来ただけでなく、地元の鮎の塩焼きや延岡の地酒を堪能することができて、非常に有意義な一日となりました。
講演で学んだ「未来へのヒント」
2日目は分科会に参加しました。テーマは「宮崎から世界へ~食で学ぶ命の尊さ」「子供と考える進路」「先手必笑~ラッキーを口ぐせに~」。各テーマの講師が、自身の体験をもとに面白おかしく講演をおこなっていただいたので、最後まで退屈しない講演で楽しく学ぶことができました。
最後に
2日間の大会を通じて、真剣に参加しただけでなく、他の学校のPTA役員の方々との会話や美味しい地元料理を楽しむことで、心からリフレッシュできました。リフレッシュ休暇は、ただ休むだけでなく、こうした特別な体験を通して心身共にリセットすることができる貴重な制度です。次の休暇はどのように過ごそうか、今から楽しみにしています。