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サニーシーリングの5つの強み 開発力

5開発力
Development
capabilities

ユーザーの「困りごと」を
自社開発で解決

当社では、お客様から「こんなことに困っている」「こんなものが作れないか?」というご相談をよくいただきます。既存製品や汎用技術の組み合わせで解決できない場合、私たちはお客様の困りごとを独自の技術とアイデアで解決していくスタイルを大事にしており、おかげさまでこれまで多くの実績を積み重ねてきています。

例えば、有機溶剤に強い「耐溶剤ラベル」があります。通常のラベル粘着剤は溶剤への耐性が低く、医療・臨床検査分野で使用されるキシレン、アセトン、アルコール、ホルマリンなど強い溶剤が使われる現場ではラベルが剥がれる不具合があり、使用できませんでした。ニーズとしてはあったものの対応するラベルが市場になく、ユーザーはラベルプリンタが使えず仕方なく手書きで管理していたため、ヒューマンエラーのリスクと隣り合わせという状況でした。病理検査の現場で万一、手書きによる転記のミスや不明瞭さによる検体の取り違えなどが発生した場合、人の命に関わる事態にもつながりかねません。実際、そのような事故の発生事例も聞いています。

そこでサニー・ シーリングでは、「耐溶剤性を持つラベル」という困難な課題に挑戦しました。素材開発と試験、検証を繰り返し、数年の開発期間を経て製品化にこぎ着けることができました。今では国内各地の大学病院や理化学研究機関、ラボなどでご採用が進んでいます。また、極低温環境下で使える「超低温ラベル」も自社開発の製品です。バイオ、メディカル分野では、-196℃での急速凍結により検体を保管・管理する目的で使用され、検体情報をラベルや手書きで識別しています。一般的なラベルでは凍結状態から常温に戻した際の結露で剥がれてしまいますが、当社の超低温ラベルは剥がれることがありません。このラベルは、科学捜査研究所など、資料保管に厳格な管理を必要とするユーザーにご採用いただき、ご好評をいただいています。
これらの医療、ラボ用途向けに開発したラベルは、その機能を生かし、他の産業分野でも採用いただいています。

例えば、耐熱性を持ちつつ使用後には痕を残さずきれいに剥がれてほしい・・といったような、一見相反する特性を持つ製品のご要望をいただくこともあります。 これらの製品の開発ニーズはあっても、初期の需要数は少ないケースがほとんどです。当社では、比較的少量の製造ロットやニッチな用途であっても、柔軟に対応させていただいています。ここが大手メーカー様と差別化できる、「小回りのきく開発」を得意とする当社の強みだと考えております。

相反する要求に
向き合う。
サニーだからできる
柔軟な開発

ラベル・シール印刷

開発部⾨によるオリジナル素材開発

耐溶剤、耐超低温、耐熱再剥離等の特殊ラベルを開発

塗工機保有(クラス 1000 クリーンルーム内)

各種分析、試験装置保有(IR分析器、剥離力、粘着力測定器、マイクロスコープ等)

素材開発から印刷、加工まで、開発生産体制確⽴

ユーザーニーズに合わせたオーダーメイド開発が可能。オリジナルの粘着剤やコーティング剤等を組み合わせた、ニッチな商品開発

各種関連特許申請済

精密加工

設計部門による金型設計、設備・ジグ開発。既存手法では製造不可能な製品の工法を開発可能(例:金属箔熱ラミネート加工/加飾印刷+UV硬化型粘着剤塗布加工/シリコンゲルR to R加工/液晶+OCA貼合/流路形成加工など)

フラットベッド型シート加工からロールtoロール加工/シートをつなぎ合わせてのシートtoロール加工など、案件に合わせて工法をカスタマイズ。

ユーザーが使用する貼合ジグ等も設計、提供可能。

複合技術(統合管理)

「ユーザーファースト、柔軟、スピーディな開発提案」

塗工機、印刷機、加工機等を駆使した、当社ならではの開発提案が可能。各専業メーカーでは難しい、「コラボ技術」にもとづく開発力

高性能の分析装置や測定器を駆使し、リリース後の品質保証まで考慮した開発プロセス

比較的安価なラベル印刷や抜き加工の知見、技術をいかしながら、低コストで高機能な製品開発をおこないます。

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お問い合わせ

ご質問やご要望など、お問い合わせ・ご相談は以下のフォームまたはお電話にてお気軽にお寄せください。
Zoom、Teams等のWEBミーティングソフトを使用しての商談、打ち合わせも行っております。当社側は営業担当だけでなく、ご要望に応じて技術担当や品質保証担当者も同席可能です。

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