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ピナクル型

フィルムや両面テープの抜き加工関する用語とその説明をまとめました。

ピナクル型についての説明

ピナクル型

エッチング刃型の先端の丸みをシャープニング加工により仕上げているため、鋭い切れ味と高精度が特徴。
(「ピナクルダイ」は、(株)塚谷刃物製作所様の商標であるため、他社メーカーでは違う呼び方をされる場合があります。)


ピナクル型とトムソン型の違い

ピナクル型とよく比較される「トムソン型」との大きな違いは精度にあります。

一本の刃を折り曲げて刃型を作成するトムソン型はどうしても刃のつなぎ目部分で精度が落ちてしまいます。
一方ピナクル型では一枚の金属の板で刃となる部分のみを残し、それ以外の金属部分を溶かして作成するエッチング加工を行います。
完成した刃型は金属ベースのつなぎ目のない刃となるため、高精度な抜き加工を実現することが可能となるのです。

トムソン型と比較し刃の作成に時間と技術を要するため、コストが高くなってしまう点や、刃の欠けにより全面作り替えになるというデメリットもあります。トムソン型とピナクル型の選定をする際は、作成する製品によって慎重に決定する必要があるでしょう。

ピナクル刃型に関連する用語


この用語集には、業界や特定の分野特有の表現などが含まれている可能性があり、ケースによっては必ずしも適切・正確でない場合があります。
あらゆるケースにおいて正確性を保証するものではありません。参考資料の一つとして捉えていただければ幸いです。
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