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サニースタッフブログ

kintoneアプリの活用事例紹介

2024-04-23
カテゴリ:業務紹介
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新年度となり、皆さま、新たな気持ちでスタートされたことと思います。就職、転居、または部署移動やなどで新しい環境に変わる人が多いこの季節、知らず知らずのうちにストレスがたまりやすいようです。どうぞご自愛ください。
さて、今回は私たち生産管理課が、「作業効率化活動」として実施した改善事例の一つをご紹介したいと思います。
改善概要としては、アナログな手法で実施していた消耗品の在庫管理をデジタル化することでスッキリ効率化されたという内容です。

<Before -アナログ管理->
・現場にて紙面の管理表へ使用数量を手書き。
・定期的(1回/日)に在庫数量を更新。紙面情報を管理表データ(エクセル)へ転記。
<段ボール倉庫>
<手書きにて使用数量を記録していた時の管理表>
<Kintoneアプリ作成の様子>
デジタル化に使用したのは、弊社が導入している「kintone(キントーン)」というクラウドサービスで、プログラミングなどの専門知識が無くてもアプリを簡単に作成できるノーコードツールになります。このツールにて在庫管理を行うアプリの作成にトライしました。
まずは部材の基本情報入力欄の作成。これは、必要情報を抽出し、入力欄を作成するだけでしたのでスムーズに完了。

次に在庫数量の入力欄を作成したのですが、入出庫の実績値に加えて部材予約情報も加味する必要があり、自動計算方式に少々手間取りました。(二日ほど掛かってしまいました。)
作成したアプリにてテスト運用を実施したところ、大きな不具合は無く、数点の微修正を行いましたが、思いのほかすんなりと完成に至りました。
<Kintoneアプリによる在庫管理画面>
改善効果は以下の通りです。
<After -デジタル管理->
・情報が一元化され、日々の情報更新が不要となりました。
・情報の正確性が上がった為、毎月の棚卸し作業が不要となりました。
・発注タイミングも「見える化」されたことで、納期トラブルも削減されました。
・ペーパーレスにより印刷も不要となり、現場もスッキリ。

以上が改善事例の紹介となります。

単純な内容ですが、未来に繋がる改善になったと考えていますし、全社で取り組んでいる「DX」にも多少貢献できたのではないかと思っています。小さなことでもコツコツと改善を継続し、また改善事例のご紹介ができることを楽しみに、これからも取り組んでまいります。
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