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サニースタッフブログ

世界ラベルコンテスト担当者3名へのインタビュー

2023-11-10
カテゴリ:その他
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こんにちは。経営企画室のWです。
前回の記事(2023年 世界ラベルコンテストで当社のラベルが審査員特別賞を受賞しました!)でも記載したように、この度当社は、第19回世界ラベルコンテストで、審査員特別賞をいただきました。そこで今回は、受賞作品の制作に携わった3名にインタビューをし、当時の心境や今後の抱負などをお聞きしてきました。
世界ラベルコンテスト2023 審査員特別賞受賞作品
世界ラベルコンテスト2023 審査員特別賞受賞作品
デザイン担当:シール製造課Fさん
デザイン担当のFさん

Q. 世界ラベルコンテスト審査員特別賞受賞、おめでとうございます!Fさんは、普段はシール製造課で検査を担当されていて、デザイン業務は担当されていないですよね?そのFさんが今回のラベコンのデザインという大役を果たされたわけですが、その経緯も含めて、感想を聴かせてください。


実は、入社前からプライベートでデジタルイラストを描いていて、それを上長の方はご存じだったのですが、まさか今回のコンテストで私に担当が回ってくるなんて想像もしていませんでした。自分のイラストが出品されるって思うと恥ずかしい気持ちもあって、本当は最初出したくないなって(笑)。 ですが、上長や周りの皆さんがすごく私のイラストをほめていただいて。私も会社のためにと思って、描くことを決めました。

Q. デザインの中で特にこだわった点など教えてください。


特にこだわった点は「背景」ですね。フィルター機能などを使って遠近感を演出したり、鮮やかな色合いにしたり。細かいところまで描き込みました。

Q. 今回、自分が担当したラベルが受賞した際どう思いましたか。


素直に嬉しかったです。すごく印刷も色鮮やかできれいで。自分で描いたイラストがシールとなって実際手元に来たときもすごく感動しました。

Q. 最後に、今後やりたいことや挑戦したことがあれば教えてください。


これまで小さいころから絵を描いてきて、本当に数えきれないくらい作品を作ってきたのですが、いつか自分のイラスト集を出せるようになりたいと思っています。なので、今まで以上にイラストにかける時間も増やして、デザインのスキルも磨いていきたいです。

版下担当:シール製造課Tさん
版下担当のTさん

Q. ラベルの版下データの作成を任された時の感想を教えてください。


正直不安でした。入社から3か月で担当が回ってきて。実際の版下データ作成の業務に関しては始めてから2か月も経っていませんでした。なのでお話をいただいた当時、「私で大丈夫ですか?」と思わず言ってしました。

Q. データの作成の際に難しかった点などあれば教えてください。


Fさんから素敵なイラストをいただいたので、このイラストをどのように綺麗な版下データとして保てるのか…と非常に気を遣いました。手や洋服の影を滑らかに見せるための「ぼかし」の技術であったり、様々なデータが重なっている部分の処理であったり。非常に繊細な操作を要求される箇所もあり、初めてペンタブでの作業も行ないました。サニー・シーリングに入社するまでillustratorを使った経験もなかったので、どれも慣れない作業ばかりで、すごく難しかったです。

Q. 今回版下を担当した作品が受賞したと聞いたとき、どう思いましたか。


シンプルですが「すごい!」と思いました。非常に嬉しかったです。もちろん私だけでなく、印刷技術やデータ作成に関して様々なことを教えていただいた上長、素敵なイラストを描いたFさん、印刷を担当したNさん。多くの人の支えがあって受賞した作品ですが「その作品に私が携わったんだ」と思うと、たまらなく感動しました

Q.今後の展望について教えてください


今は上長から教えていただいたやり方で作業を進めているのですが、印刷の知識やillustratorの知識を自分でも学習して、さらに知識やスキルを身に付けていきたいと思っています。オペレーターの方が印刷しやすいようなデータの作り方や、効率よくデータを作成するための方法など。自分から進んで「こんなやり方はどうですか?」と提案できるようにスキルアップしていきたいです。

印刷担当:シール製造課Nさん
印刷担当のNさん

Q. ラベルの印刷を任された時の感想を教えてください。


以前から上長からラベルコンテストの事は聞いていたので、存在は知っていたのですが、まさかそのコンテストの担当者が私になるなんて思ってもいませんでした。正直お話をいただいたときは不安な気持ちの方が大きかったですが、それと同時に良い挑戦の機会だからやってみよう!という気持ちも芽生えていました。

Q. 印刷の際に難しかった点などあれば教えてください。


印圧の調整と見当が難しかったです。"マージナル"などの印刷用語も知らない状態で、今回のコンテストのラベルを任されて印刷に挑んだのですが、最初は全然うまくいかない事ばかりでした。特に見当(印刷位置の調整)作業に関しては、わずかな印刷位置のズレでも色の表現に大きく関わってくるので、非常に苦労しました。

Q. 今回印刷を担当した作品が受賞したと聞いたとき、どう思いましたか。


率直に嬉しかったですね。もちろん自分ひとりの力だけで成し遂げたものではないのですが、苦労して作り上げた作品が大きな舞台に上がり、そこで評価されたということは、自分自身とても良い経験になったと思っています。

Q. 今後の展望について教えてください。


入社前は印刷物の品質など意識したこともなかったのですが、実際に自分で印刷を行ってみたら、緻密な調整が大きく印刷の質に関わってくることを知りました。今、改めてラベル印刷の難しさを感じています。基本的な操作に関してはだいたい覚えてきたのですが、まだまだ未熟さを実感することばかりなので、これからも日々技術を磨いてきたいです。もし、またラベルコンテストに挑戦させていただく機会があったら、必ず今回以上の質の高い作品を出品します。

以上、出品作品に担当した3名へのインタビューでした。 3人ともそれぞれ不安な気持ちからのスタートのようでしたが、最後は全員が「やってよかった」と、口をそろえて喜びとともに今回のコンテストを振り返っていました。
今回の受賞は、当社にとって非常に大きな意味をもつ成果となりました。来年の世界ラベルコンテストでも良い結果が残せるよう、努力してまいります。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

世界ラベルコンテスト2023 担当者3名
左から 印刷担当Nさん、イラスト担当Fさん、版下担当Tさん
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