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サニースタッフブログ

営業課員から見たサニー・シーリングの強み

2023-11-24
カテゴリ:業務紹介

みなさん、こんにちは営業課のMです。
つい最近の話になりますが、弊社の出品作品が世界ラベルコンテストで審査員特別賞を受賞いたしました。フレキソ印刷の技術力が世界に認められたのは非常に嬉しいことです。我々営業部も弊社の技術力をさらにアピールし、「サニー・シーリング」の名を多くの人に知っていただけるようがんばっていきたいと思います。


さて、今回のブログのテーマは、「当社の強みについて」です。お客様に一番近い距離で接してきた営業担当だからこそ分かるサニー・シーリングの魅力を今回の記事でお伝えできればと思っています。

サニー・シーリングの魅力
検体シート
検体シート

当社の一番の魅力は「ラベル印刷+αの技術&一気通貫の生産体制」だと思います。当社は、大きく3つの事業を主力としています。1つ目は創業当初から取り組んでいるラベル印刷事業、2つ目は異なる素材の貼り合せや精密な抜き加工を行う複合加工事業、3つ目はミクロンオーダーの高精度スリットが可能なスリット加工事業です。当業界において、一社でこの3事業を有している会社は、非常に稀有ではないかと自負しています。


この特徴の異なる技術の幅によって獲得できた案件もたくさんあります。例えば、「検体ラベル」ですが、これは異なる素材を貼り合せる技術と印刷技術、高精度な抜き加工が全て備わっていなければ実現できない製品でした。ラベル印刷+貼り合せ+抜き加工・・という、当社ならではの強みをご評価いただいたものと思います。
また、最近ご相談をいただいた案件で、「ウレタン素材への抜き加工と印刷」という、比較的難易度の高い仕様の製品がありました。これも、これまで様々な素材の加工に挑戦してきたからこそ、対応できたと思っています。


また、技術面だけでなく、発注(商流)プロセスのワンストップ化・・という面でお客様にメリットを感じていただき、ご評価いただくことがあります。例えば、複合的な技術の絡む製品の場合、通常であれば、印刷はA社、抜き加工はB社、スリットはC社といったように、お客様は3社ごとに発注と細かい指示をそれぞれ行う必要があります。それが、弊社であれば1社のみで完結します。また、万が一不具合やトラブルが発生した場合も、原因究明や対策も迅速に進められます。このように、技術だけでなく、品質管理も含めたトータルでの付加価値提供が弊社の大きな強みと考えております。この強みは、量産はもちろん、試作、検証段階など、お客様の開発プロセスにおいてもお役に立てると思いますし、実際、これまでたくさんの新規開発案件をお手伝いし、お客様やユーザー様に貢献させていただいております。

サニー・シーリングの営業だから出来ること
営業課員の業務風景

会社としての強みは前述のとおりですが、当社の営業が持つ「独自の強み」もお話しさせていただきます。


当社は宮崎県の都城市に工場を構えているため、遠方から引き合いがあった際、先方が当社の所在地を聞かれて、「南九州ですか…。ちょっと遠いですね。」と、距離に関して懸念されることが多くあります。おそらく、遠距離だと輸送やその他のコミュニケーションにおいて、お客様の近隣にある会社に比べて対応やデリバリーが遅くなるのでは・・と懸念されるのではないでしょうか。しかしながら、我々営業部では、関西・関東に工場を構えるメーカーに引けを取らない対応・応対スピードを実現しています。現在当社が納入しているお客様は関東、関西、中部など本州に工場を構えられる企業様が多いのですが、創業以来、ありがたいことに当社の「即応力」にご定評をいただいています。現在では、Web面談やメール等を用いて、お問合せから最短30分で回答を行なえる体制も取っています。その即応力により、例えば「EV(電気自動車)」「水素ステーション」「燃料電池」「人工衛星」関連など、ここで詳しくお伝え出来ないのが残念なくらい、最新の技術・製品開発にも携わらせていただいています。
またデリバリーについても、これまでの顧客満足調査でもおかげさまで常に高いご評価をいただいています。


また、当社営業では新規引き合いが来た際、基本的に「できません(対応不可)。」との回答はいたしません。これは当社の強みのひとつではないかと感じています。技術的に実現が難しい場合であっても、実現可能な案の中からユーザーのご要望に最も近いものを提案するなどの工夫を徹底しています。設計・開発部門があるからこそ、他のラベルメーカーでは実現できないような提案を行なうことが可能です。もちろん、コスト面など、最終的に実現できなかった案件もありますが、「まずは、トライ。」が当社の信条です。代替提案も含め、ギリギリまで考えチャレンジする姿勢は、長年継続できていると自負しております。他社では実現が困難な案件が出てきた際に、「一度、サニー・シーリングへ問い合わせてみよう」と思っていただけるよう、常にお客様ファーストの取り組みをこれからも貫いていきます。

今後の抱負・挑戦していきたいこと

サニー・シーリングの社名を、まだまだご存じない方も多くいらっしゃいます。当社は、10数年来、東京ビッグサイトやインテックス大阪、マリンメッセ福岡などで開催される展示会に毎年出展させていただいていますが、まだまだ認知度アップには至っておりません。今後も、イベントや展示会、あるいはホームページやメール配信などを通じて、当社をより多くの人に知っていただけるよう努力していきたいと思います。
また、シール・ラベル/複合加工/スリット案件の新規開拓を積極的に行っていき、私自身が課員を先導していけるような存在になれるよう、常にアンテナを張っていきたいです。特に今後発展が期待できる6G関連や航空宇宙産業向けのシール・ラベルやフィルム加工品などのご提案を進めていきたいです。これら新分野の実績を増やし、当社の主力製品のひとつに成長させるよう、営業活動に務めていきます。


また、ここ数年来のタッグパートナーである、三井金属計測機工様とも協力し、マウンター等の設備を自社導入し、例えば当社内で、ラベルの印刷はもとよりお客様のワーク(製品・仕掛品)に貼り付け、貼り合わせまで施して納品させていただく・・などのご提案もしていきたいと考えております。今後も、従来のラベル・シール印刷業の枠にとどまらない、新たな付加価値をご提供できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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