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サニースタッフブログ

ラベルコンテストについて

2022-01-31
カテゴリ:その他
皆さんこんにちは。開発係のAです。
本年もよろしくお願いいたします。

年が明け、2022年がスタートしましたね。
皆さんは昨年挑戦したことや励んだことなどはありましたか?

私は、読書に励んだ1年でした。
読書は幼いころから好きで、
クリスマスプレゼントにハリーポッターシリーズを買ってもらったことがあるくらい本の虫でした。
社会人になってからは本を読む機会が減っていたのですが、
友人にビジネス本を勧めてもらったことをきっかけに読書を再開しました。

昨年読んだなかでは特に『スマホ脳』という本に衝撃を受けました。
スマホやSNSを長期間使用することによる脳やメンタルへの影響を、
脳科学の観点から分かりやすく解説してあり、スマホとの向き合い方を見直すきっかけとなりました。
今年は月に1冊は本を読むのが目標です!!
さて、今回はラベルコンテストについてご紹介させていただきます。
ラベルコンテストとは、全日本シール印刷共同組合連合会が1990年から開催しているシール・ラベル印刷技術を競うコンテストです。
弊社も同組合に加盟しており、長年挑戦してきました。

過去には経済産業大臣賞を3度受賞しており、今年も受賞を目指しラベルコンテストチームを発足しました。

集められたメンバーでどのようなラベルを作るか、デザインはどうするか、どんな技術を駆使するかなどプランを練り、通常業務の合間を縫ってなんとか完成に間に合うよう準備を進めました。

今回は、コロナ禍の一刻も早い収束を願ってこちらのラベルを作成しました。

疫病退散にご利益があるとされるアマビエをメインに、御守りをモチーフとしたデザインになっており、青地の背景にはマイクロ文字で”疫病退散”の文言をみっちり印刷して
逼迫した医療現場の最前線で働かれている医療従事者やエッセンシャルワーカーの皆様、
そして当業界の製造現場で働く方々に感謝と敬意の気持ちを込めました。

また、せっかくの出品の機会ですので弊社の従来持つ技術をただ詰め込むだけでなく、新たな技術確立を目指して工法を考えました。

シールで製造部門はもちろんのこと、様々な部材の抜き加工や貼り合わせを得意とする複合加工部門の技術も駆使し、立体的な素材の抜きや金・銀素材の貼り合わせを行いました。

さらに、髪の一部分のみ浮くようにすることで髪のなびきを表現するなど細かい工夫も凝らしています。
このような凝った工法でラベルを作成すると、通常10工程は必要ですが、
何とか工数削減も同時に叶えられないかと知恵を絞り、最終的には5工程で済むようになりました。
当社では、このような印刷と高精度抜き加工技術を組み合わせた製品を、
「サニーハイブリッドシール」と称しています。
もし、「こんな製品はつくれないか」というご要望などございましたら、ぜひ弊社にお声かけください。

上記のようにデザイン性・技術力向上・工数削減の3方向からの努力が実り、
全日本シール印刷共同組合連合会会長賞(部門賞)を受賞することができました!!

次回のラベルコンテストも、より良いラベルを作成し入賞を目指していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。



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